トルコでの寄付活動について1 (海と食事)

前回は、寄付活動の難しさについて触れさせて頂きました。
今回は トルコでの寄付活動について触れさせて頂きます。
トルコではアンタルヤで寄付活動 をスタートし、アランヤ、イスタンブールへと移動しました。
ヨーロッパよりも温かく天候にも恵まれました。
アンタルヤの海の色は、見る角度によって、色合いが少し違います。
優しい水色に見える時。
それは水平線をながめる様にして見た色合い。
そして鮮やかなトルコブルーに見える。
それは、岩ぺきの上からなど、 上から見た時の色合いです。
それは、トルコの人々の人柄にも似ているかもしれません。
出合った時の笑顔や、さわやかな優しさは、水色の海の様です。
そして時々 見せられる人々の情熱やコミュニティの結束力は、鮮やかなトルコブルーの様に魅力的です。
前者は、街を歩いていても、荷物を持って下さる人や、道をたずねた時に必ず助けてくれる人々のあたたかい人柄に表れています。
後者は、 何かトラブルがあった時でも、人と人が協力して何らかの解決へと導いてくれる。
そんな心強さを感じさせてくれます。

アンタルヤの中心部のオールドタウンや、その 週辺のショップには、トルコの人々の器用な手工芸品にも多く出合う事が出来ます。
その美しいクリエーションにも、人々の情熱を感じます。
トルコを旅するなら、この様な人々との出合い自体も、観光に優る楽しみの1つになるのではないかと思います。
そしてそれは、アンタルヤだけでなく、アランヤやイスタンブールも同じでした。
おそらくトルコの他の都市でも同じではないかと思います。
私は寄付活動の資金を積み上げる為、普段の食事はとてもシンプルです。
しかし、トルコでは1度、レストランに招待頂いたのと、2度、家庭料理を作って頂く機会に恵まれました。
レストランでは、内料理を頂きました。
やわらかく煮込まれた 牛肉に、ヨーグルトを沿えて頂く料理でしたが、とてもまろやかでおいしかったです。
メニューの名前を教えて頂いたのに、忘れてしまい...
申し分ありません。
伝統的な肉料理です。
少しスパイスも効いていますが、ヨーグルトと変わると肉のやわらかさが 優しくなる様な...そんな味わいでした。
そしてトルコの伝統的なスイーツも絶品でした。
以前はとても甘いという印象が強かったのですが、今回頂いたスイーツは、パリッとした食感で甘さがさわやかに感じられ、トルキッシュティーとの相性も抜群でした。
トルコの ''人の手で作られた料理''のあたたかさを感じさせて頂きました。
''人の手で作られた料理''というのは、マニュアル化されていない味に出合えるという事です。
そうした料理を頂くと感謝の気持ちが一杯になり、一段とおいしさを感じます。
 
そして2つのご家庭で頂いた料理も、とても印象的でした。
1つは、多種類の野菜のサラダです。
新鮮な野菜にとけこんだリース。
このソースが ''美しい''という表現が出来る様な透明感のある味でした。
2種類のフルーツのビネガーと、100%ピュアなオリーブオイルに、特性のソースが交ざりました。
塩や胡椒などは入れていないのに、 とてもおいしいフルーティーなドレッシングソースになっていました。
このソースなら、毎日食べても飽きないだろうと思えるくらい、野菜の風味を引き立てるフルーティーな味。
日々のつかれを一気にいやしてくれる、そんなサラダでした。
 
そしてあたたかな家庭料理。
ヨーグルトの様な酸味のあるスープ。
スパイスも効いていて、パンと一緒においしく頂きました。
そして、やわらかく荷込まれたロールキャベツの様な料理を頂きました。
スパイスの味も優しくて、口の中で溶けていくやわらかさ。
愛情一杯のお母さんの味でしたが、レストランのメニューの様にも感じられる程の腕前で、感激しました。

街の中のトルコのケバブのサンドイッチなども頂きました。
中心部の お店でも2euroくらいの価格で、トルコのスパイスの効いたおいしいケバブが頂けます。
スパイスは辛すぎないナチュラルさがあり食べやすいです。
辛い方が好きという方は、 トッピングのオーダーをすると良いのではないかと思います。
そしてスーパーの食品は、味も価格も優しいというのが全体的な印象です。
野菜や果物は、太陽の光と水に恵まれた、トルコならではの水々しさがあります。
さらに程良い酸味と十分な甘さ。
そんな果物の種類も豊富です。
今回は食に関する内容が中心になりましたが、‵‵食の旅”にしても良い様な豊かな地。
欧米の多くの国に比べて、低コストで外食が楽しめるのもありがたいです。
海の近くでは魚介類も楽しめますし、''人の手で作られた''あたたかな料理に出会う事が出来ると思います。
次回はトルコでの寄付活動について触れさせて頂きます。

Photo: by Pixabay
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